タイトルで引いちゃいけない「ちょんまげぷりん」

もうじき正月休みが終わり、また慌ただしい日常が始まるかと思いますが、正月に見ていて面白かった映画を一つご紹介。

ちょんまげぷりん

TSUTAYAでこのタイトルが並んでるのを見て、正直引いてた。 侍とぷりん。侍がパティシエ。

訳の分からない設定と漂うB級感。

誰が見るんだと、思いつつも暇のあまりに見てしまいました。 そして、思った以上にその世界観にどっぷりと使ってしまいました。

あらすじ

江戸の時代から神隠しにあい、現代にやってきた安兵衛さん。

現状を把握できないところを、シングルマザーのひろ子とその息子友也くんと出会う。

ひろ子の家でお世話になると共に、徐々に友也の世話等家事育児に四苦八苦するひろ子の姿を目にした安兵衛は、世話になる恩義に家事育児の一切を請け負うことを条件に、自分のいた世界に戻れるまでお世話になるよう、交渉をする。

そして、その家事育児の役割をまっとうする内に、お菓子づくりの才能を徐々に発揮していく。。。

ここがポイント

ただゆるゆると侍がパティシエとして活躍するのがこの映画の魅力ではない。

侍として、現代の甘え暴れまくる子供をしっかりと躾ける安兵衛。 侍として、しっかりと仁義を切る安兵衛。

家事に、育児に、しつけに、現代に不足しているような誠実さや男らしさを発揮する安兵衛に惹かれていくひろ子と友也。

徐々にパティシエとして才能を開花し、遠い存在になってしまう安兵衛。

一つの映画の中なのに、物語の起伏がすごくしっかりしていて、あっという間の2時間弱でした。

タイトルだけでちょっと見るのを辞めてしまいそうな感じですが、見たらきっと面白いはず。 来週の3連休にでも、見てみてはー。

Related Posts