意外ととっつきやすかった Arduino
ちょっとした夏休みをいただいていてので、ちょっとやってみたかった Arduinoで電子工作をしてみました。
会社に水耕栽培キットをもらっていたのですが、LEDライトのOn/Offが手動でちょっと手間だなーと常々思っていました。
ということで、今回は決まった時間にLEDライトをOn/Off できるようになることをゴールとしました。
アプローチの方法を決める
僕自身は電子工作といえば、中学生くらいの経験がほぼ最後でした。
(最近、RaspberryPiは触ったけども、Lチカ程度)
ということで、その乏しい知識から、電源自体をOn/Offさせようと決め、もろもろ検索。
すると、ソリッド・ステート・リレー(SSR)というものを見つけ、これを使ってみることにしました。
モノ自体は、秋葉原の秋月に行って、こちらを購入。
はんだごてやらニッパーやら、その辺のものも、ぶらぶらと街を巡って安そうなやつを買ってきました。
はんだ付けなつかしー。
破壊的アプローチ
あとから、会社のチームの識者に聞いたところ、水耕栽培キット自体を分解して、Arduinoからの出力でLED灯してしまえばいいじゃないかという話がありました。
プレゼントで頂いた水耕栽培キットだったので、ちょっと壊すの申し訳ないというのもあり、今回はこちらのアプローチは断念。
ただ、これを採用していれば、SSRとかいらなかったんだなー。と、ちょっと惜しい気持ちにも。
はんだ付け & プログラミング
はんだ付けといっても、実際には買ってきたSSRのキットの部品をハンダ付けしていくのがメインの作業。
半田ブリッジの回避
途中、はんだ付けが下手すぎて、半田ブリッジを起こしてしまいました。
ピンとピンの間が狭すぎて、隣のピンとはんだがくっついてしまうという。。
一瞬絶望していたのですが、インターネットに聞いてみると、多少のブリッジであれば、回避可能とのこと。
- 半田ブリッジをもとに戻すため、はんだを流れ落としたい方向に基板を傾ける
- 短時間を意識して、はんだを溶かし、ブリッジしているはんだを重力で流し落とす
半信半疑で試してみたら、こんなかんじで直せました!
また、秋月に行って、買い物して、他の余計なものまで買っちゃわないで済むw
延長ケーブルは100均で短めのものを買ってきました。
2本の銅線がケーブル内に走っているので、その片側だけを切り、SSRと接続します。
銅線周りを結構ていねいにはんだづけしないと、スイッチが微妙に不安定になってしまうようなので、ここでは360度しっかりハンダ付けをする必要があるようです。
プログラミング
これは、めちゃんこ簡単でした。
Arduino のIDEに以下の内容をコーディングするだけ。(もちろん、ピンの配線どおりの指定をしてください)
void setup() {
pinMode(13, OUTPUT);
pinMode(10, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH);
digitalWrite(10, HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(13, LOW);
digitalWrite(10, LOW);
delay(1000);
}
13番ピンのOUTは Arduino の LEDを点灯させるためのものです。これで通電しているかどうかを確認しています。
そして、また欲しくなる Arduino
これで無事に完成して、動作確認までできました。
これを会社に置き、立派に活躍してほしい反面、手元にArduinoが残らないのもちと寂しい。。
遊び用のやつも欲しくなってきたりしますねー。
何個も買う人の気持がわかってきた。
また、今回くらいの内容であれば、タイマー付きコンセント買えばいいじゃないですか。なんて正論を言われたりしますが、そういうんじゃないんだと信じたいw