包丁で指を切ってしまったときにやったこと

包丁で指を切ってしまった

普段は包丁で指を切るなんてことはないのですが、一ヶ月ほど前に、釣りでもらってきためかぶを細く千切りにしようとしていたら、いつもより包丁を振り上げすぎ、指を切ってしまいました。。

どんくらいいったかというと、以下のようなイラストの感じ。

イラストで見ると、そうでもないな。という印象を受けますが、リアルに自分の指の表皮がスパッと切れてしまったときには、見かけたことのない真皮に慌てふためき、絶望しました。

ほどなくして血が流れはじめ、ここから長い長い回復までの道のりが始まります。。

包丁で創傷を追ったときにやったこと

そもそも、包丁で手を切ってしまったときにどうすればいいのかを、その場でネットで調べながら止血をしていたのですが、ちょうどよい記事がなかなか見つかりません。

包丁での傷の場合、切り傷という形で細く深い傷を負ってしまったときの止血法や治療法は見つかるのですが、創傷という面積が広く浅い(本人的には深いけどw)傷については、あまり事例がネットでは出てこないようです。

なので、結果としてこうしておけばよかった。も含め、どうしていったかをお話していきます。

1. 傷口を即座に洗う

まずはなんといっても、傷口を洗います。

傷を負った瞬間は痛くもないので、その間に流水でよくよく洗います。

私が調理中だったのはめかぶだったので、まだ良かったですが、鶏肉やら菌に気をつけるべきものを扱っている最中に切ってしまったら、なおのこと洗っておいたほうが良いでしょう。

2. 止血する

ここが最大のツライところでした。

キッチンペーパーでずっと抑えていましたが、一向に血が止まりません。

私の場合は、12時間ほど経過しても血が止まらず、普通の絆創膏を貼って寝ることになったのですが、普通の絆創膏だと、交換する際に止血されかけていたところが剥がれてしまい、再度出血。というのを繰り返していました。

結局丸2日ほど経って、ようやく血が止まってきたような気がする。。というくらいのタイムラインでした。

救急箱に常備しておきたいもの

今回の傷を踏まえて、事後になってしまいましたが、家に用意した止血グッズがあります。

滅菌ガーゼ

キッチンペーパーよりは取り急ぎ止血するなら、滅菌ガーゼのほうが良さそうです。

コロナウィルスが盛り上がってきていたこともあり、なかなか薬局で見つからなかったので、手に入れるのに苦労しましたが、どの薬局でも売っているものかと思います。

ヘモスタパッド

本当はこれが欲しかった。止血させつつ、創傷面に湿潤を保ってくれる止血材です。 街中の薬局にはほぼ置いてないかと思います。

Amazon のページだと、壊疽を起こしてしまった部分の切除部分に止血している様子が写真に載せられており、最前線でも使われていそうな雰囲気を感じます。

価格は高いですが、家には一枚常備しておくと安心ですね。

ヘモスタパッドで傷口を抑えつつ、包帯を巻いて置くような感じで止血していけば、市販のよくある絆創膏よりも早く止血完了したのではないかなーと思っています。

3. ハイドロコロイド素材で傷口を抑える

血が止まれば、あとは傷口の湿潤環境を保ちながら、ひたすら傷口が治るのを待ちます。

ここでも普通のいわゆる絆創膏ではなく、ハイドロコロイド素材を採用している絆創膏を使っていきます。

私が使用したのはケアリーヴ 治す力という絆創膏ですが、その他にもキズパワーパッドなどでも良いかと思います。

これも薬局により、置いているところもあれば、置いてないところもあり手に入れるのにやや苦労しました。

家に常備しておきたい絆創膏の一つです。

絆創膏を交換するときの痛くならないコツ

止血が終わったとしても、1週間くらいは傷口から溢れんばかりの滲出液(しんしゅつえき)が出てきます。

これらをハイドロコロイド素材が受け止めることで、傷口がきれいに治っていくということなんですが、量が量だけに絆創膏が受け止めきれなくなります。

溢れてきたら、絆創膏を交換しないと行けないのですが、感染症を防ぐためにも、絆創膏交換時には傷口を洗っておくのが吉です。

しかし、傷口に流水を当てると、めちゃくちゃ痛いw

僕はビビリで痛いのも嫌いなので、この洗い流しが億劫で仕方ありませんでしたが、妻のアドバイスで、生理食塩水 で洗い流すようにしたら、全然痛みを感じず、ストレスフリーに絆創膏交換できるようになりました。

私の場合は40度くらいのお湯に 0.9%の食塩を溶かし、それを生理食塩水として使っていました。

水道水を沸騰させずに使うと雑菌繁殖の可能性も云々らしいので、ご参考までに。。

まとめ

絆創膏を貼っていて、グロすぎなくなってきたなというときの写真がこんな感じ。

それにしても、なんでこんなとこ切っちゃったんだろうな。。と自分を責めるばかりです。

今は絆創膏は外して、指もいつも通り曲げ伸ばしできるようになりましたが、赤みは引かず、あとが残ってしまいそう。

もうちょっと経過は見ていきますが、ひとまずは日常生活が問題なく行えることに感謝するばかりです。

いつ、包丁で手を切っても、ツライ思いをしないようにどこかの部分が誰かにとって役立てば幸いです。

Related Posts