Arduino を実用に使うのは高すぎる
前回の記事 で Arduinoめっちゃいい!ということになり、時限式のコンセントを作ってみました。
会社に持って行き、早速水耕栽培キットの電源を自動でOn/Offしてくれて、活躍中です。
活躍してもらっているのは嬉しい一方で、Arduinoが手元から離れ少し寂しい気もします。
もともと、水耕栽培キットのために買ったArduinoですが、デジタル・アナログ両方に対応した入出力。プルアップ抵抗を備えていたりと、実は入門者が幅広く触るのに適しています。
こんなに優れたボードをただLEDのスイッチのOn/Offだけやらせるのは、あまりにもったいない。
ということで、今回はArduino以外のボードで前回の記事のような装置を実現できないか検討してみます。
互換ボードの存在
Arduinoは仕様が公開されており、実は互換ボードも活発に出回っているもよう。
「arduino 互換ボード」と調べて見ても、実にたくさんの互換ボードが出てきますね。
簡単な内容の電子回路であれば、互換ボードで電子回路を実現するのもありかもしれません。
メリットとデメリット
とはいえ、互換ボードってなんかちょっと心配。だったりしないでしょうか。
お値段が安く抑えられるというメリットの一方、ドキュメントの少なさに苦しめられるかもしれません。
また、互換ボードを選ぶにしても、どのボードに互換があり、すぐに扱えるかいなかよくわからなかったりします。
ひとまず買ってみた
不安もたくさんあるものの、そこまで高いボードではないため、今回はスイッチサイエンスのArduino互換機 の中からとにかく安いものを選びましたw
安いとはとは言っても、MicroUSBポートが付いており、シリアル変換は行ってくれるもののようです。
しかも、小さくてとてもいい。
今回目指している、LEDの自動On/Offという機能には十分そうであり、なにより小さく、実用するには場所も取らず、すごく良さそうです。
実用段階の電子工作は互換ボードに移植しちゃおう
早速、届いたのでLEDをチカチカさせてみました。
A-Star 32U4 Micro の導入の仕方
ほんの少しだけ、Arduinoとは違って、ライブラリを入れる作業だけが必要になります。
マイコンが届いたら、 Programming using the Arduino IDE を参考にライブラリを入れましょう。
ていねいに説明されているし、ここを読めばいろいろ分かるはず。。
ピンの仕様 についても、実に細かい。
一瞬、「わからないかも!」って思ってしまいがちですが、必要なことはドキュメントに書いてあるものです。読みましょう。
まとめ
- Arduino の互換ボード、怖くない!
- A-Star 32U4 Micro 小さいし、安いし、ちょっとした電子工作に使うなら最高っぽい(ただし、実用するならハンダ付け必要そう)
- Arduinoでトライして、互換ボードで実用しよう!