天体撮影をするときに忘れてはいけない3つの設定

星を撮りにいってきました

こんばんは。

X100を手にして以来、いつか試してみたかった星の撮影をしてきました。

場所は山梨県北杜市の美し森という山の上にある星の見所スポット。

いやー、キレイだった。

正直写真とらなくてもいいんじゃないかってくらい、ひと粒ひと粒の星がキラッキラしてて、すごく良かった。

でもね、肉眼で楽しむことがメインではなかったので、ちゃんと写真を撮ってきましたよ。

無知は罪

すごく前にざっくりと夜の写真の撮り方を学んでから、特に何も見直すこと無く現場へ。

とりあえず撮りながら覚えれば良い。そう思っていたけど、せめて基礎知識を復習しなかった僕には悲しい運命が待っていました。

これからお伝えするのは、そのせめてもの基礎知識。

もし星を撮るなら、これだけのことは覚えて行ったほうがいいですよ!

絞りは全力で低く

最初に写真を撮ると、やたらと暗い。

というか、真っ黒で1等星くらいしか映らない写真しか撮れない。

えっ。えっ。

って、なって、ISOとかを無駄にあげるけどやっぱり暗い。

そう、Fが大きすぎた。

絞りは例えるなら人間の瞳孔みたいなもんで、開けば暗いところでもよく見えるし、閉じれば明るいところでも大丈夫!的な。

夜写真を撮りたいのに絞りまくった設定では、それはちゃんと写真が撮れるわけがない。

まずは、絞りを低くしましょう

もちろん、露光の長さによってはある程度絞ったりもするけど、まずは基本的なこの絞りを確認しましょう。

ISOも低く

先ほどの絞りの話と関連してきますが、ISOはなるべく低くしたほうがよさそう。

ISOに頼るような撮影になると、どうしても荒々しい写真に仕上がってしまう。

あまりF値を低く出来ないカメラで、あまり長時間露光をさせずに写真を撮りたい場合にはしかたがないかもしれませんが、ISOに頼る写真の撮り方は避けたほうがいざ出来栄えを見るときに悲しくならないのでおすすめです。

焦点は無限遠

これを意識しておかないと、マジでツライ思いをします。

一枚一枚写真を撮ってはカメラのディスプレイで確認をしますよね。

あのディスプレイの小ささでは、ボケてるのが分からないんです。

そして、いざPC等で確認して気がつくわけです。

星おっきいなー。惑星の形までよく捉えてるなー。

って、ボケボケじゃないですか!

僕は1時間半の撮影時間のうち、1時間20分はこの焦点を無限遠に設定するのを忘れてました。

全く気がつかなかったものの、途中で細かく写真チェックをしていたらやたらとボケてるなーと思って、ハッと気がついたのでした。。。

なんにせよ、終わる前に気がついて良かった。

忘れるな

すごく簡単なので、覚えて帰ってください。

  1. 絞りは全力で低く
  2. ISOも低く
  3. 焦点は無限遠

今回行った山梨の北杜市近辺はどこへ行っても星がキレイでした。どのスポットに行っても、必ず誰かしらいるし、ちょっと落ち着かなかったりするんですが、あんなところが地元だったらさぞかし幸せだろうな。と思ったりもしました。

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